PRML(Pattern Recognition and Machine Learning) Class 

今日は、先生自ら認める実験的ディスカッション形式の輪講授業の第3回目。1回目は、イントロで授業形式の説明。2回目は、1章の内容についてのディスカッション、3回目は1章で課題として与えられた問題についての議論でした。週2回あるこの授業は、火曜日までに随時各章を読んでサマリーを提出しそこで扱っているテーマについて議論、つづく木曜日までに課題をこなし、誰かボランティアが名乗りを挙げて解法を示すって段取りになっています。アメリカの大学生って、日本と比べるとかなり積極的なので、それなりに議論は盛り上がっているけど、それはそれで問題があるように見える。
火曜の議論の際に、割とどうでも良い事でもあれこれ異なる意見が飛び交い、先生もそれをかなり自由にさせているので、読んだ章がバランスよく網羅できてない。もともと、90分程度で全部は説明することは不可能だと思われるが、割愛すべき所と、絶対に話すべきところはしっかり切り分けておくべきだと思う。出題される課題の量は適当だと思われるが、黙々と解くのではなく、講義時間内で議論しながら、時には助け合い、時には足をひっぱりあいながら解いていくので、これまた重要な問題に十分時間がさけてない。今週の内容1章の中では、まず概論はそこそこにして、Bayes Inference、"Generative model"と"Discriminaive model"との比較、それからinformation Theoryあたりが重要だったと思いますが、これらに割いた時間がちょっと足りなかったように思う。研究室のゼミのようにエンドレスならいいけど...