The Geminid Meteor Shower

双子座流星群のピークが今夜だというので、大学のFlandrau Observatoryのウェブページで情報を探っていたら、案の定イベントが予定されている。PM7:30からプレゼンがあるというので行ってきました。プレゼンは、プラネタリウムで行われ、まず何時頃、そしてどちらの方角にあるのかといった説明にはじまり、流星群が見られる時、実際に何が起こっているのかを詳しく説明してくれました。参加者は、大学の学生というよりも、近所のおじさん、おばさん子供達が多かったですね。自分は、大学のプリペイドカード兼、身分証明のCatCardを持っていたので、無料で入場させてもらいました。以前から、大学内にあるこのプラネタリウムに興味があったんので、ちょうど良かった!
プレゼンの内容が興味深かったですね。まず、大変な勘違いをしてたのは、○○座流星群というのは、別に○○座の星から飛んできている流星ではないってこと。ニュースをちゃんと聞いていれば、そんな勘違いしそうにないのかもしれませんが... 図を用いて分かり易く説明してもらいましたが、まず、○○座というのは、その流星が見られる時に地球の公転の接線方向にある星座で、雪が降っているときにドライブしている例で説明してもらいましたが、車のフロントガラスに向かって雪が降っているわけではないのに、自分に向かって雪が降ってきているように見えるのと同じで、大変な速度で地球が公転しているために、公転の接線方向にある星座、今回の場合、双子座から降ってきているように見えるということ。
それから、流星と彗星の間には深い関係があり、彗星がデブリ(岩石)を地球の公転軌道上に残し、そこに向かって地球がつっこむと、デブリが地球の引力圏内に入り、流星となるというわけ。
今回の双子座流星群の場合、デブリを残した彗星はPhaetonという彗星、彗星(commet)というより小惑星(asteroid)というのが正しいのですが、commetではなくasteroidというのが今回のユニークな所でもあるらしい。で、なぜ日の出直前が見やすいのかというと、ちょうど船の先頭に立つのと同じで、公転軌道の先っぽに位置するからだと...納得!今晩は、コーヒ飲んで明け方までかんばる予定。