Photosynth
Microsoft ResearchとUniversity of Washingtonの共同研究で、同じ場所を様々な角度から撮影した写真を利用して、その場にいるかのように視点を変えながら、風景を楽しむことができるシステム。
最近、ちらほらと幾つかのウェブページで紹介されているので気づいたのですが、2年前のSIGRAPH'06で既に発表されていたようです。
- Noah Snavely, Rahul Garg, Steven M. Seitz, Richard Szeliski. Finding Paths through the World's Photos. SIGGRAPH 2008
- Noah Snavely, Steven M. Seitz, Richard Szeliski. Photo Tourism: Exploring image collections in 3D. SIGGRAPH 2006
Google Image Searchで、"Notre Dome Cathedral"を検索すると、15,000以上の画像がヒットするそうで、それらの画像をうまくつなぎ合わせて表示するようです。メジャーな観光地だったら、十分な画像を用意できるのでしょう。とはいえ、カメラの種類、ズーム、天気、時間、視点、全部まちまちな写真から合成して作るのだからすごい。最近話題のGoogle Street Viewよりは、技術的には困難でしょう。
手元に適当なWindowsマシンがないもので、試せてないのですが、http://photosynth.net/からデモが見れます。