Soylent green is PEOPLE

Coffee Breakの際、Joeが着ているT-シャツにでかでかと書いてあるSoylent Green is Peopleについての話になりました。そういうタイトルの映画が、昔(1973)あったんだそうです。早速研究室に戻ったあとGoogleで探してみると、タイポ(Soylentではなく、Soilentになっている)のせいで映画とは全然関係のない、あるブログの興味深い記事を発見しました。
記事は、幼い子供を持つ母親によって書かれたものですが、子供を産んだ女性ならではの話で、全く考えもしなかった話で興味深い。アメリカ人らしい率直な表現("DUDE. We made a PERSON"とか)もおもしろい。子供が産まれるとき、母親から見れば、自身の体の一部からもう1体の人間ができあがるわけで、これは男性には想像しがたい体験だと思います。彼女によれば、女性は子供を産んでおよそ2年程で、その子供が、自分の一部ではなく、それが独立した人間であることを実感するようです。というのは、その辺りから子供は人間らしい振舞いをするからなのだそうですから..
で、その課程が辛いんだとか...

更に、そこから先の話がまた面白い。彼女の子供は、同じ年の子供と比べて、しゃべりはじめたのが早かったそうなのです。それは誇るべき、喜ぶべきことですが、子供がもはや、母親の一部分ではなく、1人の人間なんだということを強く認識させられてしまうんだそうです。

ちなみに映画Soylent Green is Peopleは、近未来、人間はSoylent xxxという食事をある組織によって与えられて生活するのですが、人々はそれが何であるのか知らない。ただ。それさえ食べておけば生きていけることだけを知っている。あるとき、それが人間を材料にして作られているということを知って...という映画らしい。